毎年、割と困ってしまうのが鏡開きの後の鏡餅をどう食べるか。
最近では鏡餅の形をしたプラスチックの容器の中に切り餅が入っているものもありますが、大きな鏡餅は割るのも一苦労です。
お餅はかなり日持ちしますが食べるにしても、お雑煮ばかりでは飽きてしまいますね。
いろいろなお餅の食べ方を紹介していきますね。
まずは鏡餅の割り方(切り方)から
鏡餅は切ってはいけないというのを聴いたことありませんか?
鏡開きは武家社会で始まった行事で、お餅に包丁を入れるのは武士の切腹を連想され忌み嫌われていたそうです。
昔からのしきたりを気にするのであれば、木槌などを使いお餅を割らなければいけません。
しかし、現代の鏡餅はプラスチックのパックに入って売られているものがほとんどで、そのままお供えしてしまいますね。
お餅が叩いて割れるほど乾燥していないと思いますので、なかなか木槌で割るというわけにはいかないです。
私は包丁で切ってしまいますが、もし昔からのしきたりが気になるのであれば、電子レンジを使うというのも手です。
固くなってしまった鏡餅を、半日ほど水に漬けてから電子レンジでチンすると、手で千切れやすくなります。熱いので気を付けて下さいね。
鏡餅をおいしい食べ方は色々ある
お雑煮に飽きたら、お餅を焼いて醤油をつけて海苔で巻いて食べる・・・
昔は、私もこれくらいしか思いつかず、小腹が空いた時なんかにお餅を焼いて食べていました。
他にも食べ方は色々あるのに、あまり考えていなかったというのが正しい表現かも知れません。
同じ鏡餅でも、少しは柔らかい状態が残っているものや、カチカチになってしまったもので食べ方を変えるようにしています。
柔らかい状態、硬い状態のお餅でどんな食べ方ができるのかを紹介します。
定番ですね。
・お鍋に入れる
すき焼き、しゃぶしゃぶ、寄せ鍋等、シメにもってこいですね。
・焼いて食べる
カスタード餅 焼いた後またはレンジで温めて市販または手作りのカスタードクリームをかけるだけで完成、子供が喜びます。おすすめです!
他にもきな粉をかける、大根おろしをかける、納豆といっしょに等々普段のお醤油以外にもお餅に合うものがいっぱいあります。
お餅を1cm角くらいの大きさにカットして、しっかり乾燥させ、フライパンに少量の油を引いて炒る(油多めで揚げてもできます)、表面に色が着いてきたらキッチンペーパーの上で油を吸わせて、塩を振りかけて完成。カレー粉をかけるのもおすすめです。
・柔らかくしてから食べる
半日ほど水に漬けてから電子レンジでチンするか、蒸し器を使っても柔らかくなります。
鏡餅の豆知識、そもそも鏡開きって?
室町時代に武家社会の風習として広まったといわれるこのお正月飾りとしての鏡餅を1月11日に食べる行事を「鏡開き」と言います。
お供えのお餅を食べることにより1年間の健康と開運を祈願します。
実際にはお餅を「叩いて割る」わけですが、縁起を担いで開運の意味も込めて「開く」という言葉を使い、「鏡開き」と呼びます。
まとめ
鏡餅の大きさはマチマチだと思いますが、鏡餅を何カ所かに飾る方が多いと思います。
お醤油以外にも色々合うものがありますので、是非試してみてください。