エギングを始めようと思うけど、道具の選び方に悩んでいませんか?
ロッドやリールを買おうと思ってもどんなものがいいのかわからない。
リールに巻くラインは、ナイロン製のものではいけないのか?
私が実際に経験した、初心者時代の失敗を交えて道具の選び方を解説していきます。
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エギングに関する記事一覧
エギングに関して、少々ページが多くなってきましたので、一覧を作成しました。 今後も、随時更新していきます。 スポンサーリンク
エギング初心者の道具の選び方☆
エギングに必要な道具(タックル)は、ロッドPEラインを巻いたリールとエギ。
本当に最小限にいるものはこれだけですが、実際はそうもいかないですね。
他に必要になってくるのが、PEラインに結ぶリーダーと呼ばれるライン、エギの交換を簡単にするためのスナップ、ラインを切ったりするためのハサミ。
エギングをするだけであれば、これだけあれば大丈夫です。
必要になってくる道具が少なくて、気軽に楽しめるのがエギングのいいところだと思います。
初めてエギングをやるにあたり、道具選びで注意した方がいいことを説明していきますね。
まず、気をつけたいのが、釣具店で売られているロッドやラインが最初から巻いてあるリールのセットは買わない方がいい!ということです。
値段も安く4,5千円程度で売られているものを見かけると思いますが、初めてだし安いのでいいかと手を出しがちですね。
私も初めてエギングの道具を買った時は、激安のエギングセットでした。これが後に後悔することに・・・
では、なぜダメなのかということですが、タックルの各パーツごとに説明していきます。
エギング初心者の道具の選び方☆ロッド編
セットで売られているもののロッドは、とにかくただ硬くて重い印象です。
エギングは、エギ(ルアー)を動かしてアオリイカ(他のイカも)を誘う釣りです。
ロッドがある程度しなってくれないと、しっかりエギが動きません。
また、竿先のブレが大きくロッドをしゃくった後に竿先のブレでエギが動いてしまいます。
エギが変な動き方をするとイカが警戒してします。
また、ラインを通すガイドも大きく、しゃくった後にガイドにラインが絡まるトラブルも起きやすいです。
エギングロッドはどんなものを選べばいいのか?
価格帯でいうと、1万円前半くらいのロッドで大丈夫です。
高いものだと、7,8万円するものもありますが、そこまでのものは必要ではありません。
選ぶ基準として、ロッドの硬さがあります。
硬さは、
L(ライト)、
ML(ミディアムライト)
M(ミディアム)
MH(ミディアムハード)
H(ハード)
という表記があり、下にいくほど硬いものになります。
最初は、MLかMあたりが扱いやすいです。
私が、セットの後に買ったロッドはシマノのセフィアBBのMLのモデルでした。
エギング初心者の道具の選び方☆リール編
セットで売られているもののリールは、ドラグの調整がざっくりしていて微調整できない印象です。
ドラグとはラインに力がかかった時に、ラインが出ていくように調整するものです。
スピニングリールはリールのてっぺんにラインが出ていく力を調整するノブが付いていて、ノブを締めたり緩めたりして調整します。
このラインが出ていく力を調整できないと、イカのあたりがあり、合わせる時に力がかかりすぎたり、全然力がかからなかったりで、しっかりエギの針をフッキングさせることが難しくなります。
力がかかりすぎると、秋の子イカは身切れしてしまう可能性があり、また力がかからないとしっかりフッキングできないということが起きます。
こういった理由から、ドラグの調整は大事になってきます。
エギングのリールはどんなものを選べばいいのか?
リールもロッドの価格と同じくらい価格帯で1万円前半のもので大丈夫です。
リールは番号があり、2500番、または3000番の浅溝タイプのものを選びましょう。
表記があると思いますが、ラインは100m以上巻けるものを選びましょう。
私が、セットの後に買ったリールはシマノのセフィアBBの2500番のモデルでした。
現在は2500番の商品はないようですね。また、ハンドルはダブルハンドルがオススメです。
ハンドルを放した時に、勝手にハンドルが動くことがないためです。シングルのハンドルは、ハンドルを止める位置によって、重みでハンドルが回ってしまう事があります。
ハンドルが勝手に動くと、少しですがラインが巻きとられます。その時にエギが動いてしまいます。
エギング初心者の道具の選び方☆ライン編
セットで売られているものは、ナイロンのラインが巻いてあるものが多いです。PEラインを巻いてあるのであればラインは問題ありません。
PE(ポリエチレン)ラインは、引っ張っても伸びにくいのが特徴です。
ナイロンのラインでもエギングはできますが、一般的には向いていません。
ナイロンのラインはしゃくった時に伸びてしまい、エギがシャープに動きません。また、あたりもわかりづらいです。
PEラインやリーダーはどんなものを選べばいいのか?
PEラインでこれがいいというのは、個人的には正直特にありません。
PEラインは張りがあるもの、張りがないものがありますが、この辺はエギングを経験して使いやすい方を選ぶと良いでしょう。
PEラインは消耗品なので、傷んだら交換することになります。その時にもう少しこんな感じのものがいいなという感覚があると思いますので、その都度違うものを買って調整するのもタックル選びの楽しみのひとつです。
PEラインは何種類も使いましたが、使ったもののうちでおすすめなのが、
Rapala(ラパラ) ライン ラピノヴァX マルチゲーム 0.8号です。
適度に張りもあって、丈夫です。また価格も割と安いので、コスパもいいです。最初は0.8号くらいの太さが扱いやすくていいと思います。
PEラインの他にリーダーと呼ばれるラインも必要になります。
PEラインの先にリーダーのラインを結びます。PEラインは根擦れ(ラインが岩に擦れる)に弱いためリーダーが必要になってきます。
リーダーの材質は根擦れに強いフロロカーボンのものを選びましょう。
リーダーの太さはしっかり選ぶのであれば、PEラインの耐荷重を元に選びますが、PEラインが0.6号または0.8号くらいであれば。2号のもので大丈夫です。
ラインが、バラバラにならないようにゴムバンドが巻いてあり、現地でリーダーを結び直す時もラインの長さを調整しやすくおすすめです。
エギング初心者の道具の選び方☆エギ編
最後にエギの選び方です。
エギも1つ100円とかで売られているものがありますが、安いからという理由だけで選ぶのは良くありません。
エギは、本体になる部分にカラーテープが巻いてあり、その外に布を接着剤で止めてある構造のものが多いです。
私の経験上、100円とかのエギは、数投したら表面の布が剥がれてきたということが多々ありました。
針の部分が取れたこともあります。
エギは、このエギだとよく釣れるというものがあるわけではないと思います。
釣りに行くポイントによっても反応の良いカラーも違ってきます。この辺はどうしても経験しなければわからないことです。
エギの選び方は時間帯や天気、水が濁っているかどうかによって変わってきます。
例えば、天候が晴天の時はアピール度が低いダーク系の色、
曇や雨の光量の少ない時はアピール度が高い色を使うと良いと一般的には言われています。
アピール度は下地テープだと、
(高)金 → 虹(マーブル)→ 銀 → 赤、紫 (低)
こういった順番になっていますが、個人的にはどんな状況でも、まずは赤、紫テープを使うことが多いです。
エギは、いろいろなものを試して釣りのポイントや自分にあったものを探すのも面白いですよ。
まとめ
セットのものを買うよりは、お金もかかってしまいますが、経験上ある程度しっかりしたものを用意した方が、後で後悔がありません。
セットで売られているものと比べるとタックルの重量も軽くなりますし、長い時間エギングをやっていると腕の疲労も随分違います。